礼拝スケジュールや交流会などを紹介します。どの集会も自由にご参加いただけます。
皆様のお越しをお待ちしております。
定期集会のご案内
日曜礼拝 | 日曜 10:30~11:40 | 会堂とZoomで行っています。会堂には20名ほど集まっています。 Zoomでのご参加を希望の方はご連絡ください。 礼拝に引き続き、会堂、Zoomそれぞれで、その日のメッセージについて分かち合いっています(隔週10分ほど、自由参加)。 |
祈祷会 | 水曜 19:30~21:00 | Zoomで行っています。 聖書から受け取ったことを分かち合い、祈りの課題に沿って皆さんで祈り合います。 |
午後のつどい | 日曜午後 | 不定期で「ルリアザミの会(精神障がい者と家族の会)」や学び会などを行っています。 |
黙想 | 日曜午後 | 不定期で行っています。 |
小グループ | 日曜午後 | 不定期で行っています。 |
黙想と祈りの集い(テゼ) | 第5日曜 14:00〜15:00 | テゼ共同体の「信頼の巡礼」に連帯して、世界各地で開催されている、黙想と歌による祈りの集いのひとつです。 |
土曜礼拝 | 第3土曜 16:00〜 | 2024年度4月から(準備中) 都市生活者ミニストリー |
日曜礼拝の流れ(10:30-11:40)
招きの言葉 | 聖書から、礼拝への招きの言葉を聴きます。 |
牧会の祈り | 牧師が礼拝出席者を代表して、神の招きに応え、教会内外で起こっている出来事を思い巡らし、神に心を向けて祈ります。 |
賛美 | 昔ながらの讃美歌や新しいワーシップソングを歌います。 |
献金 | 神に感謝をささげます(参加費や強制的なものではありません)。 |
使徒信条 | 「私たちはこのように信じています」という信仰告白です。(詳細) |
聖書 | 聖書が朗読されます。 |
宣教(聖書の話) | 牧師が聖書からメッセージを伝えます。(約30分) |
応答の祈り | 神のことばをそれぞれが黙想した後、代表者が祈ります。 |
主の祈り | イエス・キリストが教えてくださった祈りを祈ります。(詳細) |
賛美 | 神に応答の賛美をささげます。 |
報告 | 教会からの大事なお知らせや、祈りの課題などを伝えます。 |
頌栄 | 最後に神にささげる賛美です。 |
祝福と派遣の祈り | 牧師が礼拝出席者のために祈り、それぞれの生活に送り出します。 |
礼拝後…
昼食 | 全体での愛餐会(食事会)は感染対策のため現在は行っていません。 |
フリータイム | 自由に歓談する時間です。 |
教会学校
こどもは、大人や地域の人に見守られ、周りからの祝福を受けることで、一人ひとり持って生まれた能力を伸ばすことができ、心身共に育っていきます。
しかし、現代社会ではこの当たり前の「こどもの最善の利益」が十分に保障されない中で生活をしているこどもも少なくありません。中野区の社会福祉協議会等と協力して、地域の子どもたちの居場所を提供したいと考えています。
CS 幼稚科・小学科 | 日曜 午前 | 乳幼児から小学4年生まで 対面(9:55〜10:25)(お問合せください) |
ティーンズ | 毎週日曜 9:55~10:25 | 小学5年生から中学生まで(10代) ハイブリット(対面とオンライン) |
教会学校はどんな場所?
教会学校は、週に1回、30分という短い時間ですが、こどもが安心して、自分らしく過ごせる場所でありたいと思います。
こどもは、教会に集うことで、様々な年齢層のモデルとなる大人や自分に近い年齢の仲間に出会います。この仲間と共に育ちあうことで、こどもは、「ありのままを受け止められる経験」をし、「自分は生まれてきて良かった」、「自分は神様に愛されかけがえのない存在である」ことに気づきます。
「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ」伝道者の書12:1
神様と神を礼拝する大人との出会いは、これからの人生を歩むときに、こどもにとって大きな力と励ましになることでしょう。
教会学校では、年齢やこどもの個性に合わせた、聖書の学び、礼拝を大切にしたいと思います。
また、教会行事(クリスマス、イースター、ペンテコステ、児童祝福式等)やこどもと共にたのしいアクティビティーも行っています。
土曜礼拝
準備中
聖書研究会
原則として第三週日曜の午後、Zoomで行っています。会堂からの参加も可能です。
その他の集会やイベントのご案内
不定期の集会や季節ごとのイベントなどがあります。
午後の集会では、多様なテーマの学び(他宗教・LGBTQ+・精神疾患・傾聴など)、臨床美術、黙想などを予定しています。
ファミリーコンサート(秋)
クリスマス行事
毎年12月に、イブ礼拝(キャンドルサービス)、クリスマス礼拝、クリスマス祝会、子どもクリスマス会などを行なっています。
所属について
私たちの教会は単立教会ですが、「シオンの群れ」の一員です。当教会の「キリスト教の中での位置づけ」についてご紹介します。
カトリックの教会ですか?プロテスタントの教会ですか?
一般に「プロテスタント」といわれるキリスト教会です。
教団には属していないのですか?
はい、教団に属さない「単立」(Independent)教会ですが、当教会から枝分かれした「群れ」の教会(札幌宣教会・小平キリスト教会・森の上キリスト教会)と交流を持っています。
また、福音主義の教会を中心に、他教団・他教派との交流も大事にしており、「日本福音同盟(JEA)」と「日本キリスト教連合(JCCC)」に加盟しています。
どんな「信仰の特徴」がある団体ですか?
「聖書を神の言葉」と信じ、信仰と生活の基準としています。
ホーリネスの流れにある巡回伝道師、秋山由五郎師(沿革参照)の自宅で開かれた「祈祷会」から始まっています。
「福音主義」といわれる教会の一つです。
他のキリスト教会との関係はどうですか?
「日本福音同盟(JEA)」と「日本キリスト教連合(JCCC)」に加盟しています。
日本福音同盟(JEA)は、聖書信仰に立つ福音的諸教会の交流・協力機関で、「相互理解と交わりの促進・諸問題への対処・各種専門委員会による調査研究の実施と情報の提供・世界の同様な団体との協力提携」などを目的としています。現在、約100団体が加盟しています。
日本キリスト教連合(日本公益財団 日本宗教連盟 日本キリスト教連合)は、宗教法人法が成立した直後の1946(昭和21)年6月2日に創立しました。以後、半世紀以上にわたり、カトリック教会、聖公会、プロテスタント諸派による緊密な協力によって運営されています。
また、隔月で開催している(コロナ禍で休止中)「黙想と祈りの集い」では、多様なキリスト教徒(カトリック・東方教会など)だけでなく、無宗教の方、他の宗教を持つ方も参加されます。
「主の祈り」と「使徒信条」
「主の祈り」とはイエス・キリストが教えてくださった祈りです。
私たちの教会では「口語訳」を用いています。
天にいますわたしたちの父よ。 御名があがめられますように。御国がきますように。 みこころが天で行われるように地でも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。 わたしたちの負い目をおゆるしください。 わたしたちも、わたしたちに負い目のある人たちをゆるしました。 わたしたちを試みにあわせないで、悪からお救いください。 国と力と栄えとは、とこしえにあなたのものだからです。 アーメン
「使徒信条」とは「私たちはこのように信じています」という信仰告白です。
わたしは天地の造り主、全能の父なる神を信じます。 わたしはそのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。 主は聖霊によってやどり、おとめマリヤより生まれ、 ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、 死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちよみがえり、 天にのぼられました。そして全能の父なる神の右に座しておられます。 そこからこられて生きている者と死んでいる者とをさばかれます。 わたしは聖霊を信じます。きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、 からだのよみがえり、永遠のいのちを信じます。 アーメン
教会の歴史・沿革
1889年 | 秋山由五郎師がシアトルで入信 |
帰国後 | 笹尾鉄三郎師、河辺貞吉師らと「ちいさき群」を結成。バークレー・バックストンの下で修養し、巡回伝道者となる。 |
戦 後 | 日曜午後、秋山家のお座敷で祈祷会がもたれる |
1948年 | 秋山由五郎師が巡回先の御殿場で召され、長女の秋山栄子師が牧師となる |
1957年 | 上高田祈祷会を「シオンの群」と改称 |
1958年 | 米軍兵舎古材をもらい最初の会堂を建設 献堂式「シオンの群教会」発足 |
1963年 | 宗教法人『シオンの群教会』として認可される |
1967年 | 秋山恵一師 牧師任職式 会堂増築第1期工事完成 献堂式(写真) |
1972年 | 会堂増築第2期工事完成(翌年献堂式) |
1978年 | 小平伝道所献堂式 |
1983年 | 教会墓碑(上川霊園)建立感謝式 |
1992年 | 森の上キリスト教会献堂式 札幌宣教会献堂式 |
1997年 | 小平キリスト教会献堂式 |
1998年 | 森の上キリスト教会献堂式 |
2003年 | 内村伸之・まり子師 ミラノ宣教派遣式 |
2004年 | 秋山賢・真理師レスブリッジ宣教派遣式 石川學・英子師 就任式 |
2005年 | 秋山惠一・民子師国内宣教派遣式 |
2008年 | 創立50周年記念礼拝・新会堂献堂式 |
2009年 | 内村伸之師 宣教担当牧師就任 吉川直美師 教育担当牧師就任 |
2010年 | 吉川直美師 主任牧師就任 石川學師 退任 |
シオンの群教会のビジョン
私たちは聖霊による喜びと感謝にあふれて神を礼拝し、
聖霊による愛と赦しの心で互いに仕え合い、
聖霊による力と励ましを受けて近隣と世界に福音を伝え、
〈礼拝と宣教の教会〉を各地に形成します。
2024年度のビジョン 「「神の国はわたしたちのただ中に」
パリサイ人たちが、神の国はいつ来るのかと尋ねたとき、イエスは彼らに答えられた。「神の国は、目に見える形で来るものではありません。『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』とか言えるようなものではありません。見なさい。神の国はあなたがたのただ中にあるのです。」
ルカの福音書 17章20~21節
2023 年度は、COVID-19 が5 類となり3 年間に及ぶ行動制限が解かれるに先立ち、時間を取り分けてビジョンの再確認をしました。実質的にはビジョンが大きく変わったわけではありませんが、3 年間、多くの教会員が対面での礼拝から離れざるを得なかった影響を踏まえて、もう一度、「私たちの」ビジョンであるという意識を持つ必要を感じたからです。
また、COVID-19 後の教会の歩みを共に再構築する意味もありました。自然災害による被災と同様に、パンデミックからの復興も以前の状態に戻るわけではないからです。
まずは「主の愛に留まる」ことに基盤を置く緩やかな再出発でしたが、夏には思いがけず、韓国の世の光東光教会との交流も始まり、秋以降は対面出席者も増えてきました。主のご降誕を待ち望む季節には、シオンの群教会の二代目牧師であり、長らくシオンの群れ全体を導いてこられた秋山惠一師が天に召され、改めて先達の信仰の上に今がある事を厳粛に受けとめました。7 年ぶりの日本伝道会議では、日本の教会が少子高齢化、子ども不在、牧師不足による無牧化、教会閉鎖の危機に瀕している現実が共有されました。とくに地方の教会は想定以上の厳しい状況に直面しています。
一方、シオンの群教会は昨年度、受洗者1名、転入会者が8名も与えられ、今後も数名の転入会者が予定されており、子どもたちも集まっていることに感謝しております。しかしその分、主から預けられたタラントを豊かにしていくしもべとしての責任も感じずにはいられません。主が私たちに期待しておられることは何でしょうか。単なる数の問題ではなく、教会が社会に生きる人々に対して、現実のただ中にある「神の国」を現していくことではないでしょうか。
主イエスの示された神の国は、「貧しい者は幸いです」「高い者が低くされ、低い者が高くされる」という、この世とは真逆の価値基準です。また主イエスは、敵対する者、異なる者の隣人となるように招いておられます。効率主義、成果主義が幅を利かせ、弱い者が切り捨てられる時代──対立が煽られ暴力が正当化される今だからこそ、神の国の基準が人々を癒し、真の平和へと導くのです。教会が神の国という舟に乗っているのなら、たとえどれほど教会が衰退して見えても、嵐を生き延びて、新しい在り方へと成熟していくことでしょう。
私たちのただ中にある「神の国」が明らかになるために6 つの事柄をあげますので、心に留めてください。
①遣わされていく──引き続き、「神に愛されている子ども」として、社会に遣わされていきましょう。
②弱さの内に生かされる──主は「神の国」に、生活弱者、在留外国人、単親家族、性的マイノリティ、障がい者など、生きづらさを抱えている方たちを招いています。心と現実の障壁を取り除きましょう。また、自分自身の弱さの内に働く主の力を体験し、互いに安心して分かち合える共同体でありましょう。
③隣人となる──今年度も韓国から青年チームと、脱北者のチームが来会予定です。主は、敵意の歴史を超えて、隣人となるように招いておられます。また、意見の異なる相手を尊重し、対話に努めたいと思います。
④信頼する──主は多様な背景を持つ人々を送ってくださり、新しいことを始めようとされています。変化を恐れず、信頼の心が耕されますように。
⑤聖霊の働きに期待する──新しいチャレンジとして、都市生活者へのミニストリーというビジョンが与えられています。ビジネスパーソンが集いやすい土曜日夕方の礼拝を開始し、人々が立ち寄りやすいカフェなどのスタイルも視野に入れています。私たちの力ではなく、聖霊の働きに期待しましょう。
⑥主の声を聴き取る──聖書を謙遜に、丁寧に読み直し、現代に生きる者への福音を聴き取りましょう。